不定期更新「私基準でいろいろ書いてます。」

管理人が、私基準で読書やほか気になったこと綴ります。

タイトル「間違いだらけの○○○」を企画してみる。(その1)

「間違いだらけの・・・」はフェアで辛口の内容というイメージ

「間違いだらけの・・・」というタイトルのついた書籍が初めて世に出たのは、徳大寺有恒著『間違いだらけのクルマ選び』だと思います。

間違いだらけのクルマ選び』のヒットのおかげで「間違いだらけの・・」というタイトルは、スポンサー等に媚びずフェア、少し辛口で挑戦的、専門的で信頼できる。・・というイメージが定着したと思います。

現在「間違いだらけの・・・」というタイトルは、あらゆるジャンルで見ることができます。

「間違いだらけの・・・」をアマゾンで検索してみる

やはり大量にありました。

健康・ダイエット・美容関係

間違いだらけのウォーキング 、間違いだらけの薄毛対策、間違いだらけの食事健康法、間違いだらけの野菜選び、間違いだらけのコスメ神話、間違いだられのアンチエエイジング・・・

人文・科学・仕事・教育

間違いだらけの物理学、間違いだらけの仕事の習慣、間違いだらけの中学受験、間違いだけの仕事の習慣、間違いだけの学習論、間違いだらけのM&A、間違いだらけの海外留学・・・

恋愛・SEX

間違いだらけのSEX 、間違いだらけのアダルトグッズ選び、間違いだらけの男選び、間違いだらけのおんな選び、間違いだらけの愛情表現、間違いだらけの中高年の性・・・

お金・資産運用・不動産

間違いだらけの資産運用、間違いだらけの賃貸経営、間違いだらけの株選び、・・

時事ネタ、その他

間違いだらけの「正しいお墓」、間違いだらけの自衛隊兵器カタログ、間違いだらけのホリエモン嫌い、間違いだらけの日本刀選び、間違いだらけのTPP

・・・その他多数。

あてずっぽうに「間違いだらけのなんとか」としても、かなりの確率でその書籍は存在すると思われます。

「間違いだらけの・・・」を企画してみる。

 私の本棚にも「間違いだらけのゴルフクラブ選び」「間違いだらけの土地評価」「間違いだらけのマンション選び」があります。そのときの趣味や関心ごとにマッチしていたので買ったものです。ほかにも競合本はあったかと思いますが、タイトルに惹かれて買ったと思います。「間違いだらけの・・・」にはパワーがあります。

そこで、編集者気分で「間違いだらけの・・・」を考えてみました。すでに出版されているものもあるかもしれませんがそこは面倒なので確認していません。

まずは生活行動で「朝の出来事」に着目してみました

「間違いだらけの目覚ましアラーム音選び」

スマフォのアラームを目覚まし時計に使っている人むけ。
スマフォにはデフォルトでもたくさんのアラーム音の種類があるのでお困りの人も多いと思います。この本ではさわやかにかつ確実に目覚めさしてくれるアラーム音を、脳生理学やら人間行動学等を織り交ぜて論評します。
「某メーカーのデフォルト音は寿命を縮める可能性」などの辛口批評もあると信頼度が増すと思います。

「間違いだらけの朝いちの家族の接し方(夫から妻へ編)」

倦怠期を迎えた夫婦の夫むけ。
夫が朝目覚めて最初に出会う「他人」は、かなりの確率で妻です。妻が不機嫌だったりなぜか無視されたり、逆にすごく機嫌がよかったり、夫的に全く意味不明な場合が多いものです。
今日の一日を充実したものとするためにも、妻には上機嫌で見送っていただきたいものです。ただし、下手にご機嫌をとったり不用意な言葉が逆効果となることももままあります。
そこで妻との朝の乗り切り方を、接し方を心理学、人間生理学を織り交ぜて論評。曜日別、子供の有無別、パン食ごはん食別、専業主婦共稼ぎ別 等々、様々なケースでのノウハウを掲載。
ただし「前の夜にがんばる」という結論はいただけません。それは読者のニーズを裏切る形となります。

「間違いだらけのトイレットペーパ選び --国産・輸入 57種類徹底試拭きレビュー----」

すべての人に向け。
すでに刊行されていてもおかしくないタイトルです。「間違いだらけの・・」はクルマ、ゴルフクラブ、時計、マンション、などの比較的高価な品物のレビュー本が多いですが、日常品にも有効です。
トイレットペーパーの年間コストや生活クォリティに占める範囲はクルマに匹敵するのではないでしょうか。ただ惜しむべくは、近年のウォシュレットの普及により、トイレットペーパーの地位が低下していると考えられることです。
内容は「肌触り」「保湿力」「ふき取り力」「強度」「安心感」などの項目でライターが試拭きによりレビューするものです。
さてその試拭きいただくライターですが、商業的には女性美人ライターを写真つきで紹介し、かつ試拭き後の実物ペーパー写真を掲載することが考えられます。
しかししかしです。あまりにも狙いが下衆すぎて、本来の読者を獲得することができない懸念(エロ・スカトロ変態本と誤解される可能性)もあります。
ただ企画自体は非常に良いので、ここは硬派&本格派路線で男性のベテランライターにお願いすることとしましょう。いずれにせよ試拭き後の実物ペーパー写真は、このレビュー本の白眉となるところですので外せません。

 

 

以下つづくと思う。